アンダーウェアって大事ですか?
冬場の登山時、休憩とかしていると汗で濡れたウェアで体温を奪われたり、濡れた部分が肌に触れると冷たく感じたりしてストレスを感じていました。また、夏場は、ウェアが汗を吸って、肌に貼りつくストレスを感じてました。
何かないか探していたところ、ファイントラックのドライレイヤーに行きつきました。
どんなものなんですか?
これは、普段着ているウェアの下に着るウェアになります。
なぜですか?
肌をドライに保つドライレイヤリングのためです。
ドライレイヤリング?
はい。
このアンダーウェア(ドライレイヤー)だからできるレイヤリングですね。
生地は、超撥水加工を施しているため、生地自体が保水しません。また、生地表面には、無数の穴があります。
ドライレイヤリングのメカニズムは、汗が生地にある無数の穴を通じて生地の表面へ移ります。生地は撥水加工のため、そのまま外にはじかれます。そうすると普段着ているウェアに汗が移行する。
そのため、肌に触れている部分は、ドライな状態を保つことができるので、汗冷えを防いでくれます。このように2枚のウェアを重ねることで肌がドライに保てるんですね。
夏場は、涼しいと商品カタログに記載されていますが、肌のドライ感を保てることが私としてはうれしいです。
また、私は、ランニング時の乳首のスレで悩んでいたのですが、ぴたりとした着心地でドライな状態なので、その悩みも解消しました。
私は、ドライレイヤーのベーシックとクールを使っていて、春秋期は、ベーシック、夏期は、クールで使い分けてます。厳冬期は、そこまで汗かかないのでメリノウールを着てます。
1.どんなブランド?
神戸の住宅地の一軒家から始まったブランドみたいですね。
2.外観は?
これは、クールのノースリーブです。
もう何年着ているのか、モデル的に古いかもしれません。買い替えが必要ですが、破れることもないのでそのまま着てます。このクールは、着た時にヒヤっとします。
これは、ベーシックのノースリーブです。形状的には似てますが、生地が違います。
そのため、着た時に暖かいです。
3.生地質は?
ベーシックとクールは生地が全く違います。左がベーシックで右がクールです。
どちらとも、肌に密着する着心地です。密着していないと効率よく汗を生地表面に排出することができませんもんね。
ベーシックもクールも生地が良く伸びますし、肌触りもよいので、密着していても着ていることを忘れるくらいです。
生地表面を拡大した写真ですが、薄手の生地で、こんな感じの透け感です。
両方ともに、かなりハードに着込んでいて、普通に洗濯していますが、生地が丈夫なんでしょう、破けることもなく、生地表面に毛玉ができる事なく、経年感を感じないことも特徴の一つだと思います。
4.最後に
ファイントラックのドライレイヤー。登山やランニングの時には、着るのが当たり前になりました。一度着たら手離せなくなる一品です。
100mile、UTMBのCCC、雨の中のレースや灼熱のレース、様々なレースをこのドライレイヤーを着て走りましたが、このドライレイヤーを着ているお陰でウェアに関するトラブル(ウェアと肌のスレとか)は無かったです。
トライルランニングだと、ザックを背負って走りますが、背中のザックの接触面に汗をかいて、べたつきや蒸れてて不快感を感じることありますが、ドライレイヤーを着ているとその不快感を感じる事ないです。ザックはびっしょりですけど。ここも手離せない大きなポイントかなと思います。
汗冷え、ウェアの肌への貼り付きなど、ウェアに対して悩みを持っている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。